FIREに憧れて

今は少し落ち着きましたが、一時期、FIREに関するの本がずらっと本屋さんに並んだ時期がありましたね。私は、YouTubeで本の要約を聞くのが好きなので一時期ずっとFIRE関連のものを聞いていました。「不労所得で生きていく」って、素敵ですよね。出勤しないといけない!と思って気が重くなりながら毎朝起きなくていい生活なんて幸せですよね。会社員だと苦手な人とも我慢して付き合わないといけない。そこから解放されるなんて、本当に夢みたいな生き方だと思います。

そういう生活は確かに憧れますが、以前にも少し書きましたが、いつまでも元気で働ける保障はどこにもないんですよね。病気や怪我で働けなくなるかもしれないし、急に親の介護をしなきゃならなくなるかもしれない、そんな時に不労所得で生活費がまかなえる状況なら何の心配もいりません。FIRE後も、好きな仕事をしても構わない。矛盾しますが、自分の働きを評価されて、その対価としてお金をもらえることはそれはそれで嬉しい。とにかく、本当は嫌な職場、嫌な同僚と仕方なく働かなくてはいけない状況を避けられる生活って素晴らしいです。

FIREのことを考えると、未婚、子なしは有利だと思います。金遣いの荒い旦那さんとまではいかなくても金銭感覚の合わないパートナーがいたら、FIREは難しくなります。歳の近い友達は子どもが受験で大学を目指していて、その下にももう1人子どもがいるという、今の年代はいわゆる「お金のかかりどき」に当たります。私は20代は海外旅行に行くこともあってお金を貯めていませんでした。30代は婚活してウジウジ悩んではいましたが、貯金は好きでした。ボーナスをもらっても途中からはひたすら貯めるばっかりだったので、いろいろ大変そうな母にボーナスの一部を渡していました。それで大学まで行かせてもらった費用をおおかた返せたかな〜と思います(私の感覚ですが…)。その貯金と貯蓄型保険の解約返戻金をインデックス投資にぶちこんでいるので、(これからの景気にがどうなるか分かりませんが)数十年後に不労所得で生活できるレベルになればいいな〜と期待しています。それまで、嫌じゃない仕事をしながら、「ミニマリスト」、「吾唯足るを知る」で、物欲に振り回されず満足して生きていきたいと思います。

仕事の人間関係で悩んでいる友達がいたので、「FIREを目指してみたら」と私の持論を説明してみましたがなかなか共感してもらえませんでした。やっぱりFIREを目指す生き方って独特なんですかね。というか、私が流行りのものにすぐ飛びつくのが変なのかな。熊本には「わさもん」という方言があり、「新しいもの好き」という意味で、私もそうなんです。私のわさもん魂が刺激されたのもあると思いますが、「FIREを目指す」生き方に今はワクワクしてるので、この生き方でいきたいと思います。

今日の野草はシロツメクサです。花言葉は「幸運」「約束」「私を思って」「復讐」だそうです。四つ葉のクローバーにちなんだ幸せそうな花言葉は分かりますが、「復讐」は怖いですね。

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