新年度が始まりましたね。昨年は3月末で退職することを決めていたので、有給も捨て3月末ギリギリまで勤務しました。仕事をキリのいいところまで終えたら引き継いで、有給の消化ができれば理想でしたが、仕事のキリのいいところまでなかなかいけず、4月から職場に行かなくていいことを励みにギリギリまで勤務しました。人間、ゴールが見えると頑張れますね。「もうすぐおさらばできる!」の気持ちで乗り切れました。最後の引き継ぎも中途半端なところもあり、後任の方にはご迷惑をかけました。
4月1日になると解放感が半端なかったです!毎日仕事のことを考えて、夜中目が覚めた時も考え始めて…ということをしなくてもいいんだと思うとホッとしました。当時は寝ている時も職場でのしシチュエーションで、トラブル発生で「どうしよう…」という夢を結構見ていたんですが、その夢は辞めてからも半年ぐらいはよく見ていました。それても目が覚めると、あの仕事はもう終わったんだと思うとそこでまたホッとしました。前職のときは休みの日は部屋に引きこもってダラダラすることでなんとか自分を保っていました。休みの日ぐらいは、誰にも気を遣わないで過ごしたかったんです。実家に帰っても、いくら両親のことを好きでも気を遣います。自分だけの空間で自分の気持ちのままに過ごすのが好きでした。4月以降はしばらくは好きなだけダラダラしてやろうと思って無職生活がスタートしました。ゴロゴロしてしばらく過ごすと1日100歩も歩いていないことに気づきました。『人生100年時代』で健康維持はマストです。それまで1日5000歩を目標に生活していたので、これはやばいと思いました。それで散歩を日課に取り入れ、朝ヨガと簡単なトレーニングは継続する形で日課に入れました。あとは収入がないので、いかに安く、でもできるだけバランスの取れた食事をしたいと思い、それまで食事というより摂取という感じで胃に食べ物を入れていたことを改め丁寧に自炊することを始めました。安くてタンパク質がしっかり取れるので鶏胸肉をメインにして、野菜は安くて栄養も豊富なので旬のものを使うようにしました。未婚子なしですが、なんちゃって主婦みたいな感じで楽しくなりました。朝の運動、散歩、自炊だけはすることを決め、他は自由に過ごしました。ダラダラ生活が進化したら、どこに辿り着くんだろうと思っていましたが、意外と規則正しい生活に落ち着いてびっくりでした。
私の資産運用はほぼアメリカの投資信託ですので、アメリカの景気がいいときは収入がないのもあまり気にならなかったんですが、8月ごろ少し景気が下がっってくると自分の資産が減っていくのが気になってきて再度働くことに決めました。ここで楽しかった無職生活は一旦終了になりました。収入が全くないという経験がなかったのでその苦しさも知りました。一つひとつものを買う時に、またお金が減ってしまうな…というのが気になってしまうんだということが分かりました。お金にめちゃくちゃ余裕がある退職であればまた感じ方が違ったかもしれません。
一番良かったのは、平日に気ままに旅行に行けたことです。平日に休みが取れる友達がいなかったので、一人旅にはなりました。でも一人旅に行ってみるとその楽しさも知ることができました。老後にまた来るか分かりませんが次に来る無職生活を楽しみにしたいと思います。

今日の植物はセイヨウノダイコンというらしいです。
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